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だめです。とても読書日記を書く余裕がありません。
で、どんどん溜まっていくので、どんどん余裕がなくなります。 今回は、記録だけ 死者と他者 ラカンとレヴィナス 内田樹 文春文庫 おじさん的思考 内田樹 角川文庫 モナドロジー 形而上学叙説 ライプニッツ 中公クラシックス 反哲学入門 木田元 新潮文庫 独立国家の作り方 坂口恭平 講談社新書 ここまでわかった宇宙の謎 二間瀬敏史 講談社+α文庫 人間の叡智 佐藤優 文春新書 内田樹は相変わらず。ラカンとレヴィナス、難解で読めないと思ったけどわりとスラスラ。何度か繰り返して読もうと思う。 ライプニッツ:これは訳が酷いんじゃないか?さっぱり文章の意味がわからない。って自分の知性じゃなくて人のせいにする。でも、たぶんそう。日本語になっていない。これだとドイツ語で読んだほうが分かりやすいのではないか? 木田元:メルロ・ポンティの研究者として学生の頃から知っていたけど、どちらかというとハイデガーだったのですね。この人の本は分かりやすい。レベルが高いままで。 坂口恭平:しばらく追っかけてみる。リアルでの連帯も。 佐藤優:こいつはちょっと最近信用できない。同世代の誠実な書き手だと思っていたけど、明らかにイデオローグとしてある方向に向おうとしている様子。語るに落ちたひどい文章もTPPを論じるあたりに(38P)。自分と違う意見に対しては、「形而上学」「独断論」「神々の争い」というレッテルを貼りそれで終わりに。なんの検証も分析も無し。いつも見慣れたの保守派の論理。「人間の叡智」」という安易なタイトルもどうなの? そんな感じでした。 #
by morimoribook
| 2012-08-27 22:48
| その他
ご存知内田樹と、浄土真宗の住職で大学教授の釈徹宗氏の二人による現代宗教論講義。
宗教論といっても、より広い概念である霊性・スピリチュアリズムまで含んで、その日本における霊性の歴史と現代においての問題と可能性について広く討論される。 中盤に近代日本の新興宗教の系統図があり、解説を含めて大変おもしろい。そのあたりの参考書として書棚に置いておきたい本ですね。 WHOの「健康の定義」のなかに「肉体的」「精神的」「社会福祉」の活力ある状態に加え「spritual」という単語が入りかけていた、というのははじめて知った話。アフリカ諸国からの提案で。 それは入れたほうがはるかに豊かな定義になっただろうにと思う。 #
by morimoribook
| 2012-07-11 14:23
| 宗教
素粒子物理学に基づく宇宙論研究の最前線で活躍する佐藤勝彦氏の宇宙論入門書。
真空の相転移 真空エネルギー 時空の曲率 真空の揺らぎ 反物質 プランク時間 虚時間 高次元空間の三次元の膜 ・・・などなど。なにが書いてあるのかさっぱりわかりませんでした(涙) でも最後まで読み終えました。 もっと基礎から勉強します(汗)。 #
by morimoribook
| 2012-07-11 14:14
| 自然科学
雀鬼桜井章一とその桜井章一の大ファンであるよしもとばななの対談。
桜井章一の本はいくつか読んだが、すごくまっとうないいことが書いてはあるのだけれども、どうもインパクトがなかった。こういうおしゃべりの方がずっといい。 そういうライブ感のあるおしゃべりの中で、やっぱりとってもまっとうなことが話されていると思う。 特に「たかるな!」というところ。 「たかる」というのは「ゆすり・たかり」の狭い意味ではなくて、組織やシステムにぶら下がるな、依存するな、ということである。といえば、ほとんどのサラリーマンや組織人は「たかって」いることになるので、まあ、つらい話だが、でもそうだと思う。 でも、たとえば、お天気の挨拶。相手の言った言葉の繰り返し。まったく意味のない言葉のやりとり。こういうことまで二人で否定しているけど、それは認めたほうがいいとは思う。 だって、それはそれがコミュニケーションそのものだから。意味のあるやりとりしか認めない、ということになると、どんなに無味乾燥でいきにくい世の中になるか。 だってコミュニケーションて、言葉の中身のやり取りじゃないものね。 まあ、楽しく読めました。 #
by morimoribook
| 2012-06-29 22:52
| その他
ハイデガーを読みたいけど、その前にやっぱりカントは読んでおかないとダメだろうな、でもあれって堅苦しそうだし、ややこしそうだし、でもって面白くなさそうだし、どうしようかな・・・、と思っていたところでした。
哲学科あるいは美学専攻という経歴からしたら、20歳頃にカントの批判三部作は当然読んでいるはず。と思いつつ、なんと30年近くが経過していたのでした。判断力批判を読まずにしての美学専攻の哲学士の学士号というのはいかがなものか、と思われます。 で、本屋で見つけました。哲学入門がたくさん出てる講談社新書、でもって「超読解」「はじめての」、著者はあの竹田青嗣氏。これはとってもわかりやすく懇切丁寧な入門書だと思い読み始めました。 大間違い! 編集方針自体が「純粋理性批判」そのものの抄訳、というかダイジェスト。それに竹田氏の解説、というスタイル。 もちろん、そりゃ超簡単にしてあるのだろうけれども、これは、相当程度哲学に興味ある若い人か、学生時代にそれなりに哲学に触れた人間じゃないととても読めないぞ、てなしろもの。 でも、カント、思ってたのと全然違ってかっこいい、面白い! 言葉というか単語、鍵語がややこしすぎて(「宇宙論的弁証論を解決する鍵としての先験的観念論」とか)、あるいは論理証明が全然納得できない証明であったり、それはカントさんのせいでもあり、翻訳の問題でもあるのだろうけど、カントさんがやろうとしていることはとてもスリリング。 私とは何か(魂の実在) 因果律からの自由(世界の起源) 絶対的存在者(神) の存在証明は、人間には原理的に無理だということを論理的に証明しようとする。 その基礎概念としての「物自体」「カテゴリー」「アンチノミー」などなど で、要は、そういう形而上学の不可能性の証明なのだけれども、その結果、形而上学が不可能な上で、じゃあ、私たちはどうするのか、というと 君の意志の格律が、いつでも同時に普遍的立法の原理として妥当するように行為せよ(これは『実践理性批判』) ってワクワクしませんか? というわけで、まずは「純粋理性批判」を全文ちゃんと読もうと思います。 #
by morimoribook
| 2012-06-27 23:01
| 思想・哲学
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