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他に読む本が枕元には積んであるのに、奥様が図書館で借りてきた内田樹本を一気読み。
この本の中でもまた触れられているけど、自分とシンクロする思考、自分だけに向かって語られる言葉、その秘密が説かれています。 神が人間を創造したのだとすれば、人間は神の威徳と全能にふさわしい存在でなければならない。「神の威徳と全能にふさわしい存在」とはどのようなものでしょうか。これについては、エマニュエル・レヴィナスがきっぱりとこう書いています。「神の支援抜きで、地上に公正で平和な社会を構築しうるもの」、それが神が創造するだけの甲斐のある人間、神でなければ創造できない人間です。 (p204) レヴィナスがこう書いたのは、ホロコーストの後。 600万のユダヤ人が殺されたにもかかわらずなにもしなかった神にたいして多くのユダヤ人が信仰から背を向けた時、レヴィナスは、 あなた方はいったいどのような幼児的な神をこれまで信じていたのか。「善行をしたものには報償を与え、過ちを犯したものを罰し、あるいは赦し、その善性ゆえに人間たちを永遠の幼児として扱うもの」をあなたがたは神だと信じてきたのか。だが、よく考えて欲しい。ホロコーストは人間が人間に対して犯した罪である。人間が人間に対して犯した罪は、人間によってしか購うことはできない。それは神の仕事ではなく、人間の果たすべき仕事である(p205) 人はどれほどわかりにくいメッセージであっても、そこに自分に対する敬意が含まれているならば、最大限の注意をそこに向け、聴き取り、理解しようと努める。そういうものなのです。だから、もしあなたが呑み込むことの難しいメッセージを誰かに届けようと願うなら、深い敬意を込めてそれを発信しなさい。それがコミュニケーションにかかわるユダヤ=キリスト教の太古的な叡智のひとつではないかと僕は思います。(p206) ホロコースト後のユダヤの人たちとレヴィナス。凄い話だと思います。なんという生きていることの厳しさ。 で、僕達は、精一杯他者に向けて敬意を込めて発信すべき、ということ。心すべきだと思います。 まあ、大変だ。 #
by morimoribook
| 2012-05-26 23:18
| 思想・哲学
新聞の連載コラムをまとめたもの。
タイトルにあるように60のテーマについて書かれているので、美術・デザインハンドブックとして使えるかな。 黄金分割と対数螺旋についてはちょっと研究の必要あり。 #
by morimoribook
| 2012-05-09 22:59
| 美術・工芸
ほこほこと暖かいお話でした。
なにより、 行動や習慣はきちんとした形を作ること 心は風流であること=ものごとにとらわれずに風になびくようにやわらかくあること =前もって決めめないで、状況に応じてそのつど対応すること が説かれていたように思います。 #
by morimoribook
| 2012-05-09 22:56
| 宗教
HP運営の参考になればと・・・。
タイトルからちょっと期待をしすぎたみたい。 別に損したわけではないけれども、当たり前のことが当たり前に書いてあった。 いわく、 何のためのHPなのか? 成果(目標)はなにか? 問題点は何処にあるのか(WEBなのか、商品なのか、広告なのか、組織なのか) CEO対策にあまりエネルギーと時間を掛けるな。 SNSは井戸端会議 メールマガジンはこれから復活する。 そう、この本をamazonで注文したのも、もともとはメールマガジン。 メールマガジンは広告としてとての費用対効果が高いと前から思っている。 でも、個人商店でやれるものではなし、とりあえずはブログがな、やはり・・・。 #
by morimoribook
| 2012-05-03 23:08
| ビジネス
子ども達がいろいろ漫画を買うので、お父さん子ども達の本棚を物色します。
そのここ数年の中でピカイチの漫画はこれだ! http://shingeki.net/ 設定は荒唐無稽だし、絵はデッサンが狂いまくっているし、ぱっと見「なんじゃこりゃ」てな印象だったが、この漫画は凄い! 現在7巻まで来たけど、相変わらず大元の設定が分からない、キャラデザインされている登場人物が次々と虫けらのように死んでいく、状況はどんどん悪化する一方・・・・(続く) で、この漫画がいままでの漫画と違う構造を持っているということに思いいたりました。 いつまでたっても大元の設定が分からない。そもそもストーリー自体がその設定の謎解きになっている。 うーん、もう少しだけ考察してみる。 主人公をはじめ、登場人物全体が、「この世界はどういう風に成り立っているのか」についてなんの情報も持っていない。人類滅亡に向かって加速度がついているストーリに乗せて、存在の根本的諸問題「我々は何処から来たのか」「我々は何者なのか」「我々は何処に行くのか」などなど、登場人物が少しづつ認識を深める。 でも、これって、現実の僕達とまったく一緒ではないですか? 僕達だって、世界がどういう仕組みで成り立っているか、実は全然分かっていない。科学?自然科学は、まさにそういう世界認識の積み重ね。 あるいは、陰謀史観の方々に言わせれば、RやらRやらJやらが、この世界を支配していることになっているけど、それは<いま、ここの>ゲームのルールを支配しているだけで、別に世界を支配しているわけでは全く無い。 この漫画、ここまできて自体が悪化するばかりで、全然前に進まない。この後いったいどうするんだ?という心配。 #
by morimoribook
| 2012-05-03 22:40
| その他
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